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映画 蛍の墓
蛍の墓は、高畑勲監督によるジブリアニメ映画で有名な名作の実写版ですね。2005年に浅野忠信主演「誰がために」で監督デビューした日向寺太郎監督が撮った作品です。原作舞台の兵庫県でオールロケをしたそうです。その妥協のない製作姿勢は、師と仰ぐ故、黒木監督を彷彿とさせるように思いました。
映画音楽担当は、世界的なギタリスト渡辺香津美とピアニスト谷川公子です。妹を愛し守る少年清太を演じるのは、nhk朝ドラや大河ドラマに出演しライオンキングのシンバ役をやった吉武怜朗くんで、愛らしくいたいけな節子を演じるのはDr.コトー診療所に出演した5歳の畠山彩奈ちゃんですね。また他のキャストには、親戚の叔母役に松坂慶子、清太と節子の母雪子役に松田聖子があたります。他は長門裕之、原田芳雄、池脇千鶴、江藤潤など豪華キャストの実写映画ですよ。試写会にはそんなメンバーの顔も見られたのでしょうね。状況は幼い兄妹にとって過酷なものでした。母を亡くし父は連絡が途絶え、清太は節子と親戚に世話になります。でも叔母の仕打ちに清太は節子を連れて家を出て、防空壕で生活を始めました。痩せ細り弱ってゆく節子を守るため清太は懸命に生きます。でも最後の日、ホタルのように短く儚い二人の命は消えてゆきます。
蛍の墓 松田聖子
映画蛍の墓の脚本は西岡琢也氏です。数年前にテレビドラマでも蛍の墓が放映されましたが、またアニメやドラマと違う撮影や脚本は楽しみですね。松田聖子は蛍の墓の感想を聞かれ「絶対にあってはならないもの、平和がどれほど大切か考えさせられました」と答えています。印象に残ったシーンは?の質問には「一番切なかったシーンは、ホタルに兄妹が悲惨な中に幸せを見つけるところです。最初の兄妹の台詞から涙が溢れてきました」と母目線の答えでした。今、平和な時代に暮らしている私達が「こうしてあげれば良かったのに」と一概には言えないし、その立場にならないと理解できないと思うと蛍の墓の感想を松田聖子が言っていました。あらすじを聞いただけで、悲しくてしかたのない内容を松田聖子同様、私も知りません。でも、子供に、原作本を読んでもらい読書感想文を書いて欲しいと思いました。アメリカなど海外活動もする華やかな歌手松田聖子のイメージが、役者松田聖子だと違います。これは絶対に伝えなくてはいけない話だとメッセージの終わりに出ていました。
ジブリ
高畑勲監督のジブリ映画、蛍の墓をまだ幼かった息子たちと観ましたね。挿入歌のcdは今でも時折聴きますよ。節子の食べていたドロップも買いました。次男は蛍の墓の名言、名セリフを暗記しましたからね。兄妹の孤独さ、哀れが何度観ても悲しくて…運命のメタファーである蛍の姿が忘れられません。
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